作品の譲渡

  少し前になりますが、あの有名なH御大より旧作品の譲渡の依頼があり、お友達に斡旋しました。その際「コンさんにはお世話になっているので1台進呈したいが、何がよろしいか?」ということでしたので「それではあの3300をお願いします」ということで、頂戴しました。TMSでH御大とご一緒した記念作品です。ネタは4030で下廻りが自作は同じです。

  あちこちの作品展で作品を拝見する機会は多いし、場合によっては持たせて頂いて細部まで鑑賞させていただけますが、それでも手元に置いてじっくり観察するのとは大分違います。特にペデスタルのガタとか、手で動かさなくてはわからないところは、譲渡された作品ならではということになります。もう数週間工作台の片隅に鎮座して、工作の合間に鑑賞しています。勉強になります。模型店の完成品とはわけが違います。作者の思いがじんわり伝わって来ます。手作りとはこういうものですよ、と教わっている感じがします。13ミリの名人の作品は期を逸して入手出来ませんでしたので、あらためて他人の作品を所有する意味がわかりました。
  今日はこれから町内の夏祭り。念力で台風をそらせましたので、中止にはならずこれから始まりますので行ってきます。もちろんジョギングもお休み。脚には良い休みです。