サーメットチップホルダの製作
DCET070201Rというチップは、菱形の1辺の長さが7ミリ、厚さ2ミリ、先端はおおよそ0.04Rの精密仕上げ用です。多くのお友達にお奨めして、その切れ味に満足して頂き、ホルダの注文も溜まって来たので量産します。
フライスで2ミリ削り、30度傾けます。それにチップをあてがって、ケガキ針でなぞり、中央の孔と端部をケガキます。
孔のセンターポンチはわずかに偏芯させると良いようです。スクリューで締めた時に押し付けられるようになります。
下孔は1.8であけました。M2タップをキリ、端部をフライスで落とします。
卓上小型旋盤ですのでチップスクリューまでは必要としないでしょう。M2の皿ビスを少しチップスクリューみたいに頭を削って固定しました。
今回は6角で作りましたが、8角の要望もありそれも作ります。DCET110301Rというチップを注文しています。こちらはチップスクリューを使います。
今夜はこれから同業者の会合、ジョギングはお休みです。