東原氏のペショ(29)ウエイト

  の前に、EFは東原を英語に変換してその頭文字ですか!洒落た事をなさいましたね。でも、あの時代はそういう遊びもあったような気がします。車軸に巻いたスプリング状のものは、記事を読むとやはり点灯の切り替えの様です。LEDがあたりまえの今日に東原氏がいらしたら?と考えるのは邪推ですね。
  活字金のメリットは加工性に富む事。鉛は粘りが強過ぎて、バイスで銜えると変形するし、糸鋸で切ると粘るし、案外厄介です。活字金は加工性があるので、例えばエポキシでこのように積層して、

  ブロックにしてからフライスで加工出来ます。配線の逃げやギヤの逃げも思うがまま!

  まるでNゲージの蒸機みたいになりました。

  と、順調に進んだように見えますが、アクシデント発生!ウエイトを載せては知らせた所、突然引っ掛かって止まりました。何デヤ!あっ!!何と、クロスヘッドがメインロッドから外れています。そうか!クロスヘッドの裏を削ったので、僅かのハンダで固定されていたのが外れたのです。ちょうどジョギングのスタートの時期でしたが、熱くなって修復にかかりきり、ジョギングを休んでしまいました。30分で復帰しましたが、何よりピンが飛ばずに残っていて助かりました。修復はピンを差し込んで裏からロックタイトを流して固定しました。すでにLEDも仕込んであり、本機の完成はまもなくです。果たして東原氏以外にペショを作った日本人はおられるのでしょうか?ああ,
ドコービルが終わったら古典機を作るつもりでしたが、ペショの魅力に負けそうです。