模型雑誌

  久しぶりで某模型雑誌を見ました。若い方、入門者を意識した編集で、若者向け、楽しい内容です。でも年をとったコンにはモノ足りないというか、もう少し何とかならないかな?という気持ちはありますが、年寄りの戯言なんでしょうね。つまり、コンの青春時代は「子供の科学」「模型とラジオ」「模型と工作」があり、既製品を買うのではなく、紙でも木でも金属でもともかく「作る」のが模型だと叩き込まれていました。現代は鉄コレとか猫屋線とか、改造して楽しめるものが沢山あり、レイアウト/ジオラマも好きな様に作れる環境です。今更スクラッチなんてとんでもない、「車両は買うもの、レイアウトは作るもの」という米国流の模型の楽しみ方が日本に広まったということなのでしょう。ですからコンのような工作派は日陰でコツコツやっていくしかないのかな?でも工作は楽しいということをもっと知って欲しい。自分だけの、世界で一つだけの模型を作りたい、そんな思いが根底にあって、ここまでやってきました。ドコービルだって「コン以外の誰が作る?」という思い入れがあって頑張れました。もちろん世の中にはとんでもない人たちがいて上を見れば限りがありません。コンは適当におっちょこちょいで、微妙にヘタクソなところが案外皆さんに受け入れられているのかな?と思ってます。そう!工作を楽しむ、これが一番だと思います。そういう人たちをこれからも応援していきたい!!
  以上、会合前の戯言です。