もろもろ

  昨日のWB12はモータを元に戻して、集電ブラシをベリ銅にしました。

  まあ、良く走ります。驚く程スローが効きます。あえて言いますが、帯材の燐青銅と線材のベリ銅では天と地程違います。帯材はかなり圧力が必要で、その為にフリクションが大きくなります。ベリ銅は少しの圧力で接するのでフリクションがとても小さくなるので、スローも効くのです。フライホイールキャパシタを付加すれば無敵ですね。
  さて、例のボーレバイス。オークションで3台時計用を入手しまして、口金加工のためにいわき市に送るつもりがトラブル発生。すなわち口金を留めているビスが錆び付いて動かないのです。あれこれ調べてANEXから「舐めたネジを外す工具」が出ていましたので、求めました。例のリューターでおおよそのセンタ部分をボーリングしてドリルの案内とし、φ1.5でボーリングしてからこの工具で取り去りました。見事に外れて感動的でした。

  かくして無事口金が外れました。このような時計用バイスは多く明工舎製が多いようで、多分これを真似たのが模型用なのでしょう。口金の巾は30ミリの豆バイスですが、細かい作業にはうってつけの可愛い奴です。

  依頼のあった1台とコンの3台は無事スタンバイです。これにトラスコの2台が加わって、6台でいわき市に赴くわけです。

  帰って来たらKKCの会員に頒布しましょう。トラスコと比べて時計用は素晴らしいです。森井さんがおっしゃる通り、ネジ部が露出していないので、キリコが入り込まないのです。
  で、その後フェルトバーンの下回りキットを作りました。これはスワップの時に注文を受けていて、忘却してしまったものです。

  まだ部材はあるので、時間があれば4月の大宮でGKのK兄から販売してもらいましょう。どのみちモーターやローラー運転台も卸す予定ですので。ところで、これらプラケースはセロテープは禁忌です。セロテープはプラケースに貼ればもう剥がれないのです。不細○でもマスキングテープにすべきです。綺麗に剥がせるし、糊も残らず綺麗です。多くの模型メーカーがプラケースをセロテープで留めて居るのはいかがなものでしょうか?
  このあとようやくドコーの加減リンクへ。時計用バイスで1ケずつ仕上げています。
  ジョギングはまだ寒いです。21分5秒。右の股関節が少し痛いなあ。明日は1時間程山登りします。