フォーニィの誘惑(38)エゼクタ(エジェクター)

  基本的には上方から生蒸気が入り、ちょうどエアブラシのように排気管に蒸気が排出される蒸気の流れで真空(低圧)を作り、それをブレーキ装置に供給するものですので、箱形の本体に排気管と列車管(真空管)を直角に取り付けて、上方から蒸気のサプライを設ければ良いでしょう。レバーは排出する蒸気量をコントロールする為と思います。t1の快削真鍮板の一部を巾2ミリまで削り、そこに直角にφ0.9のキリを立てて、0.9×0.7のパイプを取り付けます。さらにレバーを前方に取り付けます。このように、出来上がってから最後に切り取るのは小さなパーツを作るときの定石です。

  排気管と真空管はφ0.7としました。蒸気管はφ0.3の燐青銅です。

  これをボイラ右側のキャブ前に取り付けるわけですね。給水管やハンドレールともつれあうので、ここがディテールのキモでしょう。
  明日はまたまた会合。いちおう選挙では勝ちましたので、祝勝会となります。政治からは距離を置きたいのですが、候補者が同業で応援に担ぎ出されました。