シェイに挑戦(28)ユニバーサルジョイント(1)

  オリジナルは「ホーン・カプリング」と呼ばれる二つの「さすまた」状の金具が短い円筒の中でクロスに組み合わされているわけですが、このスケールではかなり困難で、多くの模型は片方がパイプ、片方が「さすまた」になっています。とりあえず、円筒を作ります。問題は正確に90度ずつの孔をあけること。今回はこのような治具を用意しました。すなわちクロステーブルにインデックスを固定したわけです。センタはインデックスのガイドに合わせました。

  この治具に別に作ったパイプを差し込んでビスで留めて孔あけします。出来ました。外周は少し丸みを帯びていますので、これからヤトイで角を取ります。

  このクロステーブルとインデックスの組み合わせは初めてでしたが、いろいろ使えそうです。例えば、カプリングのパイプのセンタに孔をあけるとか・・。それで、このままにしておきます。今回は三爪ではなくコレットチャックですので、チャックを外して旋盤で加工して、またインデックスに戻す等という事も出来ます。
  ところで、円筒の外径はφ4で作ってみました。NWSLはφ5です。トーマさんの円筒は外径いくらでしょう?