マグネットドローバの構想

  エアーロコはカプラースペースに乏しく、ドローバーしかありません。しかし、コの字型で連結するドローバーはベハンドルンクに難があり、さてどうしようかと思い悩んでいました。目論見としてはやはりマグネット、模型のお友達から朝顔型カプラーの長円のリングにマグネットを仕掛けて好結果と言うお話がありましたので、マグネットドローバが出来ないかな?と色々考えました。ネオジム磁石の1×1は、30gですので、朝マグとしては何とかなりますが、ドローバとなると「中折れ」の恐れがあります。ま、自分はもはや「中折れ」までもいかないのですが、ネオジム磁石のラインアップでは直径1.46、厚さ0.98というのがありました。磁力は60gですので、これが使えそうです。問題はホルダで、旋盤で内径1.5の円板を納めるホルダを作る必要があります。ここで、頭にあるものが点灯しました。以前にお友達が「丸型ライト」として代行発注したものの、サイズが小さ過ぎて作り直したため、在庫になっていたこういうパーツです(ピンぼけ御容赦)。

  何と内径が1.5!ということは、ここに円板の磁石を仕込めば何とかなりそうです。試作です。t0.6真鍮板にフライスで割りを入れます。

  糸鋸で切り抜いて、先述のパーツをハンダ付けして、整形しました。

  明日磁石が届きますので、試してみます。最終的にはエッチング板にすべきかも知れません。このドローバの場合、長さ調節が容易ですので。数種類の長さのアームをエッチングで量産すれば良い訳ですね。
  明日は「友の遠方より来る」ということになり、酒席接待の可能性があります。次回作についてお話ししましょうね。