ううむ!わからん!

  工作を始めようとしたのですが、気になる事が有って手につきません。それはTMS876号でK氏が発表した「てんびん棒イコライザー」の記事です。当初はUe氏の二軸に組み込んだ「フカヒレイコライザー」かと思いましたが、それとは違います。これは機構的におかしいのではないかと、感じましたが、もしかして侮れない優れた機構かもしれないと思うようになりました。
  ロンビックイコライザーの原理はD氏がK氏が発表した「中点連結の定理」で説明出来る事を明らかにされ、「等角逆捩り機構の一つの特殊解」という理解で自分は納得しています。故I 氏の考案した「フカひれ型イコライザー」も、Ue氏の2軸に改良した機構も「等角逆捩り機構の一つの解」ということですので、「てんびん棒イコライザー機構」も「等角逆捩れ」になっているかどうかを検証する必要があります。もし、「てんびん棒イコライザー」が線路の凹凸に追随出来るのであれば、3点支持ではないのですから「等角捩れ」である可能性も否定出来ないし、そこにバネ性が介在すると言う点では、新しい展開が開けるかも知れません。ちょっとワクワクしてきまして、それを検証せずには居れない境地です。もし、いち早く検証されている方おられたら、是非レポートをお願いします。この機構はボギー車のボルスターの安定にも寄与する可能性がありますので、明日試してみます。