東洋活性白土1号機

  現在プロとして活躍されているT氏は、アマチュア時代から旺盛なガレージキット活動をされていました。これはその頃の作で、ナローの世界ではかなりの話題作でした。動軸にクランクを取り付けないで、動軸延長パーツをロストで作りアウトサイドフレームに仕立てたアイデア、デザインは秀逸です。下回りの構造も独特で、その後T氏が汎用する下回り構造の片鱗が伺えます。計画しているドコーのクランク部分のアイデアはこの機関車を参考にさせていただきました。T氏はそのデザインセンス、発想がすばらしく、「平成の乗工社」になりつつあると思っています。


  実物は長谷川商会がドコーのコピーを作ったという推定になってますが、その後はどのような分析なのでしょうか?