Shark-fin shaped equalizer

  例によって怪しげな英語です。原案は鉄道模型界の大重鎮、名古屋のI大先輩です。先日名古屋を訪れ、このことを伝授していただきました。その時に、この方法は是非あなたの手で実践されて、発表していただきたいと、宿題をいただきました。氏はOゲージでの作品でしたので、HOといいますか16番ではまだ誰も作っていないと思います。I氏の命名は「交差フカひれ法」でした、英訳してみましたが、全くの造語です。その意味は、ボギー台車における、車体安定化の一つのメカニズムということになります。模型のボギー車輌はボルスタと心皿とはせいぜいスプリングで押し付ける程度なので、案外車体がフラつきます。この方法では、全く車体がフラつかないのです。I氏は例のロンビックイコライザのボギー車への応用を模索してこの方法に辿り着きました。実車を見て素晴らしい方法だと感服し、是非自分の手で16番の応用を果たしますと約束をしたのですが、ナローに嵌まって大分遅れてしまったのです。
  今夜は設計まで。試作品をまず作ってみましょう。この図だけでは、まずどういうメカニズムかは理解は困難と思いますが、皆様少し考えてみて下さいね。明日から作ります。ネタはアルモデルの古典客車です。