コッペルセットの機関車

  昨日入手しました。良く走りますがバックでひっかかるので、分解してみました。ところが分解出来ません。センターの長いビスはそのまま外せば良いのですが、前方が外れないのです。もちろんシリンダー間の金属棒はマイナス溝も無いし、煙突にドライバをさしこんでもビスらしき物はありません。もともと分解出来ない構造かも知れません。諦めずに詳細に検討すると、シリンダー間の金属棒は、その孔がネジになっているので、ビスのはずです。ではどうやってビスを外すのか?その時、またまた頭に電球が灯りました!そうだ!もしかして煙突そのものがビスなのでは!!そこで、煙突をビスを外す方向に捩ると、見事に外れましたよ!。説明書も何も無いので、多分これを分解した日本で最初のモデラかも、なんて馬鹿なことを考えながら、ロッドピンを外して、分解は成功!。そして、驚く事がわかりました!これは「ロッド伝動」だったのです。ギヤは第2動輪にしかなくて、第1動輪へはロッドで駆動されていました。9ミリナローのロッド伝動は困難というのが持論でしたので、本当に驚きました。精度管理されていれば、不可能ではないのですね。さて、多くの皆さんは、このスタイルに満足されていて、手を入れないでしょうけれど、へそまがりのコンちゃんはこれを何とか料理したいと狙ってます。目標はSn2なのですよ。