動輪のロッドピン調整用スリーブ
大量に入手した中村精密の動輪のロッドピンネジはすべてインチネジです。インチネジのロッドピンもありますが、制式蒸機用なので、長いタイプは頭がリーターンクランク取り付け用の形状をしています。M1.4ならKKCのオリジナルのロッドピンが使えますので、ロッドピンの孔をφ2ドリルでえぐって、外形2.0長さ2.0のスリーブでM1.4のネジを切ったものを押し込めばM1.4のロッドピンが使えます。ところがスリーブの外径が2.0だとダルマ部分が変形する恐れがあるので、もう少し細い方が良かろうと考えました。今回のは外径φ1.8で作りました。これで、中村精密の動輪も安心して使えるという訳です。
このスリーブは、例えばキットのネジがM2で切られていて、M1.4の小さいものに交換したいときにも非常に便利です。現実にはそのような用途で使われているみたいで、常時売れています。φ1.8ですと、ドリルでひとなめで差し込めますので、さらに使い易いと思います。
もう1件。ロッドピンの頭を六角に加工する方法のご質問がありましたので、作図してみました。φ2の洋白棒を六角に加工して、六角ピンを作り、ロッドピンの頭に差し込んでハンダ固定という作戦です。図を見ればわかりますね。
ルーマドリルホルダは沢山のオファーがあり、初期ロットでは間に合わないので、追加で量産します。新ローラー運転台と同様、スワップで販売します。今年のスワップは5月26日(日)の予定と伺いましたが、公式アナウンスはまだですので、あくまで予定という事でご理解ください。
夕方K兄とお客様がお一人来訪されます。楽しい一夜になりそうですが、ブログはこの辺で・・・・。
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ルーマドリルホルダ
お調子者なので、オファーがあると喜んで作ってしまいます。もし、従来ピンバイス(ルーマドリルのシャンクはφ1なので、ピンバイスの番手は太くなります)でルーマドリルを把持して手揉みされている方がおられるのであれば、このホルダは吃驚モノです。貫通時の抵抗もはっきりわかりますし、揉んだときに刃先が削っている感触もわかります。材料の仕込みは終わっていましたので、先端部分の造作をしました。柄が真鍮で先端が洋白は案外カッコ良いと思います。
もちろん、先端は鈍いテーパをつけて、品度を上げました。今日で作り上げるつもりが、何とイヤ〜〜な仕事が2件も舞い込み、ここで終わってしまいました。
ジョギングの嫌〜〜な仕事の為に中止。参りますね。
明日はまた、友の遠方より来る、ということでお客様がいらっしゃいます。ま、何か書きますが・・・・。
で、新しい事をふたつ
例のルーマドリルホルダは早速オファーがありまして、量産体制にしました。数本で済むのですが、どのみちスワップ等でも頒布するので15本作ります。その仕込みです。
一方、新ローラー運転台はステイの仕込み。高さはかなり低くなります。どうなるかは、これからのお楽しみ!
ジョギングは雪のためお休みです。では、おやすみなさい!